首都ブラティスラバには、新しいお店が続々誕生しているようです。
特に旧市街の中央広場(Hlavne Namestie)を取り囲む界隈には、しゃれたお店がずいぶんと増え、活気に満ちあふれています。
ここ《ROLAND》もそんなひとつ。8月には店の外にテーブルとイスを出して(つまり中央広場に堂々と)、太陽を浴びながらコーヒーブレークを楽しむ大勢の人でにぎわっていました。
ROLANDは旧市庁舎のちょうど真向かいにあるガラス張りの明るいお店で、待ち合わせにも最適。店内に入るとすぐ、おいしそうなケーキのショウケースが出迎えてくれます。
ですが、ROLANDへいらしたら必ず地下へいらして下さい。そして天井を見上げて下さい。そうすると、この美しいステンドグラスを
味わっていただけます。緑色のグラデーションと藤色の微妙なバランスが、黒と白のシックな店内にやさしい光を投げかけています。
これはガラス作家Pavol HLOSKAの作品。実は彼の友人であるこの店のオーナーが、店をオープンする際にステンドグラスの制作を依頼したのだそうです。
(私もこんな温かいステンドグラスを作ってもらいたいなぁ。でも飾るところがないか・・・。)
上の写真は私のデジタルカメラでPavolが自ら撮ったのですが、そのこだわりはすごかった。作家魂と言うべきか。カメラをもって10分以上絶好のアングルを求めて店内をウロウロしていました。
彼は何年か前に《国際ガラス展 金沢》に入賞した経験を持つ実力派。今年もスロヴァキアやチェコのガラス作家が何人か入賞しているようです。
やはりガラスはスロヴァキアの伝統芸術なのですね。Pavolの作品は、近々《Gallery NOVA》のサイトで紹介しますので、ぜひご覧下さい。
私は偶然にも1日に二度、ROLANDに行きました。一回目は在日スロヴァキア大使館領事レシツカ夫人の息子さんブラニスラヴとの待ち合わせに。
彼は日本文化に魅せられているそうで、野迫川村夜叉太鼓を見るために忙しい仕事(弁護士さんです)を放り出して駆けつけてくれました。
ひとしきり、夜叉太鼓への期待をおしゃべりしてから、Japan Week二度目の公演のために中央広場に作られたステージへ向かいました。
そして、もう一回は『スロヴァキアとの出会い20周年』を20年来の友人ミロと祝うために。
Pavolも一緒に祝ってくれました。ROLANDで赤ワインを飲んだあと、歩いて1分もかからない《VINOTEKA》へ。
ここもやはり新しいお店ですが、お店の外に空のワインボトルが並べられているのですぐにわかります。
VINOTEKAには世界中のワインが揃っていて、それをボトルごと買って持ち帰ってもよいし、バーカウンターや奥のテーブル席で
ワインとおしゃべりを楽しんでもよいし・・・というシステム。店内はスッキリとしていて明るいインテリア。
こうして、スロヴァキアを訪れるたびに街々の元気が感じられて、うれしくなってしまいます。
私達は特上のトカイ(Tokaj)ワインとピクルスを買って吹き抜けのある2階で乾杯!!
(VINOTEKAにて。写真左は親友のMiro。右がとてもシャイなガラス作家Pavolです。)
2000年に向けていよいよカウントダウン・・・。スロヴァキアとの20年間の思い出と、将来の友情に乾杯!
これから少しずつ、スロヴァキアのお店やホテルなどをご紹介していきたいと思います。
☆ROLAND:Hlavne Namestie 5, Bratislava... Tel: +421-7-5443-1372
☆VINOTEKA:Sedlarska 5, Bratislava... Tel: +421-7-5441-4357
1999年12月24日記
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